珠美が懸賞で秘湯の温泉旅館・矢魔八楼の宿泊付き温泉旅行を当て、4姉妹は露天風呂に入れると大はしゃぎ。ただ、綾子だけは大学の課題を仕上げなければならなかったため、3人は綾子を家に残して一足先に現地に向かう。
 宿に到着した夕里子たちが早速、露天風呂の下見に行くと、そこにはなぜか国友と三崎の姿が。聞くと、横浜で事件を起こした指名手配犯の金井が、この付近で死体で見つかったため、その捜査のために出張してきたのだという。金井は矢魔八楼の従業員として働いていたため、国友たちは地元の警察官・水口と共に、女将の光子やその夫で番頭の幹夫から事情を聞くなどして捜査を進める。
 いっぽう、夕里子たちは嫌な予感を抱きながらも、「せっかく温泉に来たんだから、楽しまなきゃソン!」と、露天風呂や豪華な夕食を満喫する。ところが、そんな観光気分もつかの間、宿に泊まりに来ていた3人組の女性の1人、神田恵が何者かに襲われて殺害される事件が発生。その一部始終を目撃した真理によると、犯人は宿の守り神として奉られている矢魔八様の面をつけていたという。さらに、宿に続く1本道で崖崩れが起き、復旧にはかなり時間がかかるという悪い知らせも飛び込んでくる。
 夕里子は、加津代と秀樹から電話で、「襲われる前に犯人を捕まえるべき」とたきつけられたこともあり、陸の孤島と化した秘境の温泉宿で犯人捜しを始める。しかし、事件が起きた時間には、宿の従業員をはじめ、宿泊客のカップル、唯と勝幸らにもはっきりとしたアリバイはなく、誰もが怪しいという状況で…。